がんばろう!千葉 立ち上がろう!!かずさのページ

がんばろう!千葉 立ち上がろう!!かずさ

「がんばろう!千葉 立ち上がろう!!かずさ」は、昨年2019年に発生し千葉県に大きな被害をもたらした台風15号と台風19号による被災の状況、そして復興のために頑張って立ち上がろうとしている姿を多くの皆さんに知っていただき、被災された方々を応援していく番組です。

鈴木 克之さん(久留里城址資料館館長)

放送日:2020年2月19日(水)・21日(金)・23日(日・祝)

無傷だった久留里城天守閣と鈴木館長
倒木により折れた電柱が登城道を塞ぐ
天守閣と資料館を結ぶ歩道
歩道修復のための測量作業

久留里の丘陵に建つ久留里城天守閣と資料館は、台風15号が通過する中、建物自体は大きなダメージは受けずに済みましたが、周辺の電柱の破損による2か月近くにわたる停電と、倒木による道路の寸断および大雨による崩落の被害を受けました。

かつての城と武士の姿を彷彿させる甲冑や刀剣などの資料館の展示品は、湿度が60%を超えるとカビが生えるなどの劣化が進む危険性があります。資料館の職員は、これを食い止めるべく家庭用除湿剤で応急措置を取り、その後は発電機と除湿器を稼働させ、停電の間も展示品を守り抜きました。

2019年11月9日には資料館は再開し、夜間は天守閣のライトアップもされています。
一部崩落した天守閣へ続く歩道も、ようやく修復のための測量作業が始まりました。

資料館の鈴木館長は、「大きな被害ではあったが、多くの老木が倒れたことにより、天守閣のある城山からの眺望は開けた」と語ります。歩道が完全に修復されるまで散策の際は足元に注意する必要がありますが、昨秋に新たな歴史を刻んだ久留里城周辺に足を運び、久留里観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

提供された蓄電池や市販の除湿剤で湿度を保つ

インフォメーション

久留里城・資料館(君津市公式ホームページ)
https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2189.html

番組の音声

榎本 富美雄さん、長田 英二さん

放送日:2020年2月12日(水)・14日(金)・16日(日)

被災したメロンのハウス撤去作業
被災したカラーのハウス
豊かな湧水で育つカラー
(左側より)榎本さん、長田さん

台風15号の通過直後、君津市・小糸地域では多くの農業用ハウスが無残な姿となりました。
小糸・大井戸で農業を営む豊穣倶楽部の榎本富美雄さんは、自宅前のメロンのハウスが全壊となり、辛い思いを抱きながらハウスは撤去し作物は廃棄するしかありませんでした。

また、君津市が日本における生産量ナンバー1を誇る湿地性の植物「カラー」も、やはりハウスで栽培されており、小糸地域の約7割にも上るカラー農家で何らかの被害が確認されました。

しかし、多くのカラーのハウスは破損したものの、被災当時君津市小糸花卉園芸組合の組合長に就任したばかりだった長田英二さんは、「水生植物のカラーは、水中に残った株が冬の寒さにさらされなければ、3月からの出荷最盛期までに再生可能」と、約40件の組合の仲間に声をかけ、ハウスの再建に取り組みました。普段は別々に農作業を行うカラー農家はチームを作り、通常は業者にお願いするハウスの撤去・建設作業を冬が来るまでに大方完了させました。

年間通して15℃前後に保たれる同地域で噴出する湧き水の助けもあり、カラーは無事に再生し、まもなく出荷の最盛期を迎えようとしています。榎本さんも長田さんも、「被害は大きかったが前を向くしかない、どうか小糸のカラーを購入してほしい」と願っています。
カラーの購入は直売所か小糸花卉園芸組合のホームページで!

インフォメーション

小糸花卉園芸組合ホームページ
https://www3.hp-ez.com/hp/koitocalla/

番組の音声

鹿野山神野寺 副住職 岩間 照種さん

放送日:2020年2月5日(水)・7日(金)・9日(日)

被災した建物の様子

日本で4番目に聖徳太子によって開かれた関東最古の名刹(古寺)、鹿野山神野寺。
台風15号によって、かずさ地域で唯一の重要文化財「鹿野山神野寺の表門(おもてもん)」は、全壊してしまいました。

重要文化財であることから撤去作業などに手を付けられませんでしたが、破損した部材を利用して復元する方針が固まり、1月16日にようやく撤去作業が始まりました。

復元まで3年以上の月日を要するため、撤去した部材が劣化しないように、部材を保管する仮置き場の建設も同時進行しています。岩間照種 副住職は、「これまで多くのボランティアの方の応援が力になりました。室町時代より約500年の月日の経つ、禅宗様で質素なつくりの表門を、この後の世代にも引き継ぎたい」と、意気込んでいます。

復元作業にかかる費用の一部は、再建奉納金のご寄進で賄われるそうで、奉納金を5,000円以上寄進されると、同じく台風で倒れたご霊木を材料にして、副住職が奉納者の名前を浄書したお箸が贈られるとのことです。

解体工事が始まった表門
表門部材仮置き場の建設
復興再建奉納金受付所

インフォメーション

電話番号
0439-37-2351
復興再建奉納金振込先

郵便振替口座の場合:
番号 00180-4-47302
現金書留の場合:
〒292-1155 千葉県君津市鹿野山321-1
電話:0439-37-2351

※お振込の際、通信欄に再建奉納金とお書きください。

ホームページ
https://jinyaji.web.fc2.com/

番組の音声